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    ユダヤ教とイスラム教の敵対構造の解説

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    ユダヤ教とイスラム教の敵対構造の解説~その6~




    2023年11月23日

    その6「女性の心情基準で受胎する魂の次元が決定する」

    重要な宇宙論的証明に基づく教訓は、不妊の女性であったサラが、一つの生命を受胎するために、どれだけの熾烈試練を超越して、恩讐的な異邦人の女性であるハガルを、愛と苦悶と葛藤を凌駕して「恩讐を愛することによって、自らの恩讐を解放する」エントロピー相対性の法則によって、サラがハガルの恩讐の胎を開かせる愛の心情自己完結することによって、サラの心情に相対する霊性意識体である魂が霊的世界において共時的、かつ相対的に派生したことになります。

    それは、サラの胎を開いて、受胎する魂が必然的にサラの心情世界人格次元に相対して、無形実体世界である霊界において、心霊的な相対性原力の法則によって派生して準備されたことになります。

    心霊的な相対性原力の法則とは「現世に存在する人の心情世界と人格次元である心に相対して霊界の霊格体が相対波動を結ぶことによって相対性原力が派生する法則」をいいます。

    故に、固く閉ざされたサラの胎が開かれ、身ごもるはずもないサラが身ごもることが出来たと私は理解しています。
    なぜならば、宇宙は霊主体従の法則に基づいて、心霊的な相対性原力の法則にしたがって霊層次元に於ける相対波動と相対性原力の法則によって、生命体が現世に誕生して顕現する事が可能になっているからです。

    この法則は「試練や苦難を超越して運命を拓いていく、すべてに共通する重要な方程式」となりますので、しっかりと理解してください。

    故に、心霊次元高低関係なく、霊界において霊性意識体である魂が相対波動を結ぶことが出来る、受胎可能な母親の心情次元が現世に顕現した時に、心霊的な相対性原力の法則によって受胎することが可能となるのです。

    ですから、どんなに現世で受胎を願っても、無形実体世界である霊界に、相対可能な霊性意識体である魂の存在が顕現しない限り、受胎する事は不可能です。すなわち「女性の愛の心情世界と人格次元に応じて、受胎する霊性意識体である魂の霊格次元が決定される」のです。

    たとえば、劣悪な人格形成史に基づいて、父性愛の欠落による性欲淫乱心情で愛欲に任せて、地球星の低次元劣悪性分化に因る肉体的な快楽と刺激を求めたセックスばかりする淫乱な女性の人格次元に霊的に相対波動を結んで相対性原力によって、受胎してくる霊性意識体である魂の次元は、極めて低次元の淫乱な未分化性衝動内包している霊格次元です。

    このような魂を持って生まれた子供は霊格的に性分化が劣っていて、動物的で霊性進化の遅れた未発達の魂で、性癖による性犯罪性暴力を現世において顕著に顕現します。

    悲しい事ですが、大半の女性が、魂を受け入れる重要な受胎交渉を男性の性欲支配に任せて、セックスをして受胎しています。仁篤な志を持って、崇高な愛心情で迎えるべき高次元の魂を願って、重要な受胎交渉と認識して、セックスをして受胎しているとは到底思えません。

    単なる性欲と愛欲によって受胎した子供ばかり世に産み出しています。
    その結果、未分化の性衝動を潜在的に内包した淫乱な子供が、社会的な犯罪や問題を起こしていきます。すでにこの時点で、子供の魂の基準が心霊的な相対性原力によって決定しているといっても過言ではありません。

    低俗な性分化の地球星にあっては、性的な関心中心にした情報ばかりが社会に氾濫して、霊性進化遅延させている元凶にもなっています。

    ですから、人類歴史において最初に生まれた商売が売春であったということが頷ける気がします。
    今やセックス産業や美容整形、美容産業などが開花していると聞くにつけ情けなくなる思いです。

    故に「地球星は劣悪な低次元の性分化に毒された牢獄の惑星」と言えるでしょう。

    旧約聖書自体が、よくよく見てみると、宇宙論的証明に基づく「愛のペアーシステム」は存在せず、淫行と闘争と殺戮と略奪愛の男性型性欲支配構造における地球論的証明に基づく「悲哀と恩讐のトライアングル・システム」によって、女性達の恩讐と悲哀を山のように築いてきた歴史書そのものです。

    その反対に「戦国の乱世を泰平の世に平定する子供を我が身に授けてください」と真剣に懇願して身ごもった於大の方の子供が徳川家康です。
    聖人や義人が、聖人や義人になった訳では決してありません。

    聖人、義人の魂を現世に迎えるべく、心情世界と人格次元を確立して、受胎交渉をした結果であって「聖人、義人の母親達が偉大」だったのです。

    受胎交渉に対する心構えにおいて、イエスの母親であるマリヤや釈迦の母親であるマーヤの心情世界と人格次元が、彼らの魂を迎え入れるべく、心霊的な相対性原力を創氣して完結したことが偉大だったのです。
    事実、マーヤは、白い象に乗って王子が生まれてくることを夢に見ています。

    では、男性は何をしたかと言いますと、男性の役割は、ただ性欲支配に任せて精子の種を植え付けて、卵子の受胎と細胞分裂のための起爆剤となっただけです。
    肉体的な遺伝情報の相続も、卵子に優位性が存在しています。

    事実、卵子と精子の大きさの違い歴然としていて、卵子の方がはるかに大きく、女性の遺伝コードにより、血統における情報と相続権を、陰性型優位性によってほとんど握られています。

    すなわち「霊性意識体である魂も、肉体における血統的な遺伝子の相続権も、すべて女性によって掌握されてきた歴史」といっても過言ではありません。

    善人も悪人も、すべて女性の愛と恩讐のいずれかの心情世界と人格次元によって世に生み出されてきました。

    すなわち、女性の心情世界と人格次元に見合った魂しか宿ってこないということです。

    歴史の進化の核は、すべて女性の心情世界と人格次元によって築かれたことになりますから、国の将来も、世界の未来も、女性たちの心情世界と人格次元に委ねられ、掌握されているということになります。

    いずれにしても、霊的に優秀な賢い女性をいかに早く多く輩出するかが、地球星にとって重要になります。

    反対に、男性型支配構造に飼い慣らされ、男性の軍門に下った、性的に淪落した愚かなセレブ女性に掌握されれば、家庭も社会も民族も国も世界も、破壊と破滅に至ります。

    二十世紀までの宗教的な理論の枠組みと価値観も、霊的に賢い女性達によって改革されていいきます。

    霊的に賢い女性と、知的に賢い女性とは根本的に異なります。
    霊的に賢い女性とはパラレボな生き方ができる女性のことを言います。

    今でも一夫多妻制を合法化している国々が現存しているということは、いかに女性達が男性型支配構造の下に飼い慣らされて、何もしてこなかったか、あるいは宗教教義そのものに問題があるのか、どちらかだということです。

    この問題は暴力では絶対に解決しません。
    暴力は不幸の連鎖を築くだけです。

    しかい、霊的に賢い女性達が一夫多妻制社会を多く出現することによって、宗教教義も自然に崩壊して消滅していきます。

    進化の歴史は、原因的な陰の裏世界を女性が統合して創造してきました。

    結果的な陽の表世界を男性が支配して君臨してきました。

    トータル的には、女性の心情世界と人格次元が進化の歴史を構築してきました。

    結論です。加害者と被害者では、現世における霊性進化のための課題責任は、被害者の方が加害者よりも多く負っていると言いました。

    ということは、男性よりも女性の方が多くの課題責任を負っていることになります。

    ですから「女性に、魂である霊性意識体の受胎権限が与えられ、かつ、肉体の遺伝相続の主体権限も与えられている」のです。

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    全6回

    その1 「旧約聖書はアダム家庭から綴られた家系図」

    その2「なぜにユダヤ教とイスラム教は争うのか」

    その3「「アブラハムの家庭が悲哀と恩讐の火種を点した」

    その4「アブラハムの家庭に起きた悲哀と恩讐の三角関係」

    その5「本妻と妾、実子と庶子の悲哀と恩讐の法則」